武久 火縄（タケヒサ ヒナワ）

第8特殊消防隊の中隊長である彼は、28歳、身長180cm、9月23日生まれです。彼は東京皇国軍出身の第二世代能力者で、銃火器の火薬爆発威力を調節する能力を持っています。彼は弾速、弾道、跳弾の制御が可能で、銃弾の威力を自在に変更し、破壊力を増すか、逆に気絶させる程度に抑えることができます。

彼は眼鏡をかけた冷静沈着な性格の持ち主で、料理が得意です。ヴァルカン入隊前は機関員としても活動していました。新入隊員のシンラに対しては厳しく接することもあり、マキが作った火の玉のマスコットを消すなど、その手厳しさを見せつけます。また、彼はいつも異なる帽子をかぶっていますが、そのセンスは奇抜で、「売れ残りを店員に買わされている」と本人は語っています。

軍人時代には、焔ビトと化した同僚を自分で鎮魂できなかったという苦い経験を持っています。彼の愛用の銃は、この同僚の形見です。ある日、外出中に焔ビト災害の現場で桜備と出会い、特殊消防隊の活動に疑問を持った桜備と共に立入規制を破り、自ら鎮魂しました。その後、桜備が第8特殊消防隊を創設した際にスカウトされ、彼は入隊しました。

彼の技能には、跳弾制御、弾速制御、弾速暴走、弾道制御、加速があります。彼が使用する道具には、特殊消火弾やスペシャルシールドが含まれます。