秋樽 桜備（アキタル オウビ）

桜備は第8特殊消防隊の大隊長で、31歳、身長189cm、誕生日は3月27日です。彼は無能力者であり、自らの強健な肉体と体力を活かし、重い装備を背負って消火や救出活動を行います。彼の装備は30Kgを超え、その中にはコア殲滅パイルバンカー、七式消防戦斧、消火グレネード、スペシャルシールドが含まれます。

筋トレが好きで、暇を見つけては常に体を鍛えています。部下思いの性格で、シンラやアーサーを率い、彼らと共に食事を楽しみ、明るく接しています。しかし、火災現場では厳しい面も見せ、遺族に配慮して戦闘時には武器を見せないよう指導します。彼は自身が無能力者だということもあり、「火事場の馬鹿力」を発揮して戦闘での際には能力者にも匹敵する力を見せることがあります。

ドッペルゲンガーのアサルト戦では苦戦を強いられ、瀕死状態に追い込まれました。しかし、仲間の援助を受け形勢を逆転し、その後、避難誘導中にドッペルゲンガーの攻撃により命を落とします。彼の死はシンラを含む第8隊の隊員たちに大きな影響を与え、彼の死後シンラによる新たな世界の創生が行われ、桜備含む多くの者が蘇りました。

大災害終息後、桜備は特殊消防隊を解散し、新たに世界英雄隊を立ち上げ、総隊長に就任します。その25年後には大統領にまで昇進しました。