森羅 日下部（シンラ クサカベ）

この物語の中心人物は、17歳の若き消防官で、第8特殊消防隊に所属しています。彼は身長173cm、黒髪を短く刈り上げた外見で、特徴的な三白眼を持っています。彼の誕生日は10月29日です。

彼は第三世代の能力者であり、足から炎を発することができます。この能力を使って攻撃、防御、移動など様々な場面で活躍します。彼は「ヒーローはキックで戦うもの」という信念のもと、炎を纏ったキックを主な武器としています。また、彼は特殊な炎「アドラバースト」を操ることができ、伝導者一派からは「四柱目」と呼ばれています。

幼少期からヒーローに憧れを持っていた彼ですが、12年前の火事で母親と生まれたばかりの弟を失いました。その火事の原因が自分の能力によるものだと周囲から疑われ、迫害を受けることになります。しかし、彼は事件当時、第三者が部屋にいたことを目撃しており、その人物が真犯人ではないかと疑っています。

感情のコントロールが苦手で、緊張や恐怖を感じると不自然な笑顔を浮かべる癖があります。そのため、緊迫した状況でも笑っているように見えることから「悪魔」とも呼ばれています。彼の能力を使うと、焼け焦げた足跡が地面に残るため、「悪魔の足跡」とも称されます。

彼は母親と弟のような被害者をこれ以上出さないため、また、自分にかけられた濡れ衣を晴らすために消防隊に入隊しました。訓練校を卒業後、第8特殊消防隊に配属されます。

彼は伝導者一派との戦いで生き別れた弟ショウと再会し、彼を取り戻すことを誓います。ショウの時間停止能力に対抗するため、アドラリンクを使って超高速で移動する能力を身につけます。また、死んだと思っていた母親がまだ生きていることを知り、彼女を救うための方法を探します。

大災害の発動により一時的に意識を失いますが、アーサーの活躍により意識を取り戻します。その後、ショウと共に力を合わせ、神となったハウメアを圧倒します。大災害が無くなった後は、世界英雄隊の隊員として活動し、25年後にはその極隊長に就任します。

彼の技には「地獄の炎」「悪魔の型（コルナ）」「ラピド」「ラピドマン・キック」「アドラリンク」「命の呼吸」「馬鹿力」があります。また、彼は「七式消防戦斧」という道具を使用します。