北埋川 大地（きたうめかわ だいち）

牧巣原高校の数学教師であり、学年主任を務める彼は、妻の静香（声 - 香里有佐）と娘のみのり（声 - 安齋由香里）を持つ既婚者です。しかし、独身と偽り、女子生徒からの人気を集めています。彼は現在の妻だけでは満足できず、多くの女性と愛し愛されたいという異常な性癖を持っており、さとうからは「酔っているだけの自分」と否定されています。さらに、さとうが焦燥した表情を見て快感を覚えるという変態的な一面も持っています。

彼は以前からさとうに興味を持っていましたが、彼女が本命を見つけたと聞くと、ストーカーまがいの行為を始めました。しかし、防犯ブザーによって逃げられた後、逆に彼女に尾行されて家を特定され、実はマゾヒストの変態であると諭されます。その後、彼女の愛のために協力させられ、「遺体の入ったゴミ袋」の処分を任されましたが、さとうの家に電話がつながらないことに疑問を抱きます。最終的に、さとうの叔母が彼女に殺されたと推測し、しょうこと帰宅するさとうを尾行しつつ警察に通報して秘密を探ろうとしますが、実際には叔母が生きていたことを知り愕然とします。

その後、さとうにこれ以上自身を嗅ぎまわるのをやめるように諭され、そのまま立ち去りました。さとうの死後、彼は遺体を処分したことが発覚し、警察に逮捕されました。