瀬尾 結月（せお ゆづき）

佐倉のクラスメイトで友人。彼女は2年A組に所属しており、身長は163センチメートル。誕生日は7月7日で、血液型はB型。主要キャラクターの中で最も胸が大きい。兄の遼介とは仲が良く、美味しいものを買ってくれるため慕っている。

彼女は無邪気で、靴下を履かないほどのラフな性格を持ち、場の空気や他人の感情を読むのが苦手で、しばしば誰かに怒られている。運動神経が抜群で、逆立ちで歩くこともできるため、さまざまな部活から助っ人を頼まれる。しかし、自己中心的なプレイスタイルで、反則を厭わず、相手が受け止められないパスや強烈なシュートを放つため、彼女のプレイは反面教師として扱われることが多い。性別を問わず、物事をはっきりと言う性格だが、佐倉以外にも友人がいる。佐倉とは出席番号が近かったため、親しくなった。

声楽部に所属し、普段の性格からは想像できないほどの美しい歌声を持ち、「声楽部のローレライ」と呼ばれている。コンクールの際には髪を解き、服装を整え、無口になるため、他校の生徒からは「浪漫学園の人魚姫」とも称される。アニメでは彼女の歌うシーンで「カーロ・ミオ・ベン」が流れることが多い。

彼女は若松が自分に懐いていると感じ、何かと世話を焼く。若松の抗議を好意の表れと勘違いし、映画や遊園地に連れ出すようになる。しかし、若松が憧れる「ローレライ」が自分であることは秘密にしていたが、第124話でついにその正体が若松に知られることとなる。