堀 政行（ほり まさゆき）

演劇部の部長である堀は、3-Cのクラスに所属し、身長は164センチメートル。彼の誕生日は11月28日で、血液型はAB型です。彼は足が綺麗な女性が好みですが、小学校時代の出来事が原因で手作りの食べ物が苦手です。高校生の弟がいます。

堀は真面目ですが短気な性格で、演劇部の鹿島がサボるたびに厳しい制裁を加えています。演技力は非常に高いものの、身長が伸びず舞台に立つには不向きだったため、大道具を担当しています。鹿島の顔が好きで、彼の顔を絶賛することが多く、野崎や佐倉から「親バカ」と言われることもあります。

実は堀は野崎の漫画のアシスタントで、背景を担当しています。野崎との出会いは、学校の廊下で未完成の演劇部の台本を野崎が拾い、続きを書いたことがきっかけで始まりました。部活の関係で、主に夜遅くに手伝いに来ています。アシスタントの代わりに野崎に王子が主役の台本を書いてもらっており、鹿島にはそのことを知られたくないため、鹿島の親友である御子柴には自分がアシスタントであることを秘密にしています。しかし、野崎の漫画を持っているところを鹿島に見られ、彼女に少女趣味と誤解されてしまい、女物の服や小物をプレゼントされることがあり、そのたびに怒っています。

御子柴の性格に既視感を覚えた堀は、彼を呼ぶときに「まみ……こしば」と名前を間違えることがあります。ある日、野崎の家で開かずの間を開け、そこにあったエロ本が野崎のものではないと見抜き、御子柴にその所有権を尋ねました。遠回しな聞き方が原因で話が食い違い、御子柴の告白により彼が野崎のアシスタントであることを知りました。それ以降、堀は原稿上で花の描画を頼む際に鹿島の話を振るようになりましたが、自分がアシスタントであることを伝えていなかったため、しばらく御子柴から「背景担当は鹿島のストーカーなのか」と誤解されていました。後に演劇部の大道具で花の描画が必要になった際、御子柴に依頼し、佐倉とのやりとりでようやく堀が背景担当であることを御子柴が知ることになりました。