御子柴 実琴（みこしば みこと）

野崎のアシスタントをしている男子高校生で、佐倉が加わる前からのメンバーです。彼は野崎の漫画で花や小物、効果を担当しています。身長は177センチメートルで、誕生日は2月14日、血液型はA型です。

彼は少し悪そうな雰囲気を持つ美形で、気障なセリフや悪ぶった態度で女生徒たちに人気があります。しかし、実際は恥ずかしがり屋でツンデレな一面を持つ小心者で、残念なイケメンキャラです。そのため、野崎からは「みこりん」という愛称で呼ばれ、野崎の漫画のヒロイン・マミコのモデルにされています。佐倉もこの話を聞いてから彼を「みこりん」と呼んでいます。

初対面の人には極度に人見知りをしますが、打ち解けてもすぐにリセットされるため、時間をかけて慣れる必要があります。気を許すと軽口を叩いてしまうこともありますが、1人っ子でお兄さんぶりたい気持ちから、若松や真由など年下には人見知りしません。女性との接し方を学ぶためにギャルゲーをプレイし始め、美少女フィギュアにも興味を持ち、物事を恋愛アドベンチャーゲームに置き換えて考えるほどオタク化しています。

主要人物の中では最も良識的で、佐倉に対してもツッコミを入れることが多く、気苦労が絶えません。佐倉とはアシスタントを通じて仲良くなり、野崎と共にトリオを組むことが多いです。彼女が野崎に片思いしていることも知っています。以前は同級生の鹿島をライバル視していましたが、様々な勝負での敗北を経て打ち解けました。

御子柴の蔵書を見た堀との会話の行き違いから、彼が花担当であることを告白しましたが、堀は自分が背景担当であることを伝え忘れていました。そのため、しばらくは堀を「背景担当は鹿島のストーカーなのか」と誤解していました。後に演劇部の背景で花の描画を依頼された際、佐倉も交えたやり取りで堀が背景担当であることを知りました。

主要人物の中で唯一相方となる女性がいなかったため、初期設定では野崎真由と絡むことが多かったです。第一回人気投票では1位を獲得しました。