シュヴィ・ドーラ

機凱種の少女、シュヴィ。外見は十歳ほどの黒髪の少女であるが、リクと出会った時点での実年齢は210歳。彼女の容姿は白に似ている。しかし、彼女は機凱種の中でも平均以下の性能を持つ『解析体（プリューファ）』であり、個体識別番号は「Üc207番機Pr型4f57t9機」である。名前の「シュヴィ」は、本人が提案した「シュヴァルツァー」をリクが改名したものであり、ドイツ語で「黒い男」を意味する。

リクと出会い、「心」を知るために彼に接触。彼と行動を共にするようになる。その際、自分が他の機凱種との連結が解除された単独機であることを伝える。大戦を終わらせるための行動と同時期にリクと結婚した。

「星杯」を顕現させるための「通行規制（アイン・ヴィーク）」設置中、ジブリールと遭遇。自身が連結解除された単独機であることが露見し、ジブリールの興味を引いてしまう。全武装を使っての"命乞い"も失敗し、唯一の勝ち筋として機凱種のクラスタに再連結することを選択。通信先のユーバ・アインに『心』を同期することを提案し、認められるものの、4分11秒という長時間の同期が必要となる。それにも関わらず、【全典開】を行い全機凱種の武装・火器・装備を駆使してジブリールに対抗する。最終的にジブリールの「天撃」を受けて消滅するが、リクからの結婚指輪を守り抜き、同期も完了させ全機凱種に想いを託す。

なお、ジブリールはシュヴィの名前を覚えてはいるが、彼女が「ドーラ」と名乗らなかったため、別人と思い込んでいる。