ミニーニャ・マカロン

彼女はおっとりとした性格で、愛称は「ミニー」と呼ばれています。普段は顔文字を多用し、控えめながらも辛辣な言動が特徴です。彼女の口癖は「～と思うの」というフレーズです。

初めての戦闘では、朽木ルキアとの戦い中に朽木白哉の危機を感じ取り、彼を助けようとした瞬間、背後から攻撃を受けて重傷を負います。二度目の戦闘では、リルトット、キャンディス、ジゼルと共に剣八を襲い、多くの十一番隊の隊士を倒しました。その後、一護が救援に来た際には彼に攻撃を加えましたが、ほとんど効果がありませんでした。完聖体化後は、隊長格の援軍と戦い、白哉に圧倒されながらもリルトットと共に生き残ります。しかし、ペペの能力によって操られ、リルトットを攻撃しましたが、最終的にはリルトットに戦闘不能にされます。

『BLEACH Can't Fear Your Own World』では、彼女は聖別から生き延び、キャンディスやナジャークープと共に十二番隊の捕虜兼実験体となっていることが明らかになります。流魂街での銀城たちとグリムジョーの争いに巻き込まれ、キャンディスと共に偵察中にリルトットたちと再会し、叫谷での戦いの後に解放されます。

彼女の能力は「力（ザ・パワー/The Power）」と呼ばれ、聖文字“P”を持っています。この能力により、彼女は筋肉を自在に操り、常識を超えた怪力を発揮することができます。小説版では、その力が沓澤ギリコに匹敵するとされています。彼女は建物を持ち上げるほどの力を持ち、筋肉を増強して物理的な破壊力を高めることができます。

彼女の技「神聖滅矢（ハイリッヒ・プファイル）」は、ハート型のバックルを叩いて霊子兵装の弓を出現させ、ハート型の矢を放つものです。滅却師完聖体では「神の力（ポーニポラ）」と呼ばれる形態に変化し、ハートが連なった翼が生え、さらにハートを模した装飾が胸元と両足に現れます。アニメ版では、ダンベルを模した武器も装備しています。