岸 姫子（きし ひめこ）

1年生の時は1組、2年生では不明な組、そして3年生で再び1組に所属している。彼女は山井グループの一員で、金髪のポニーテールが特徴的な長身の美少女。寡黙でありながら、スタイルも抜群。西洋の騎士を思わせる甲冑風の篭手や鉄靴を身に着けている。バレー部に所属しており、幼少期から剣道、柔道、空手、フェンシング、乗馬を習得してきた才女である。しかし、彼女には「仕えたい」という欲求があり、仕えるに値する主人を探していた。そんな中、古見と出会い、心の中で一方的に古見に忠誠を誓い、彼女を「姫」として仕えることを決意した。それ以来、古見を陰ながら守ることに喜びを感じている。

彼女は「古見親衛隊」の発起人であり、常に古見に近づく不審者がいないか警戒している。山井らが不埒な行為をしようとする際には、しばしば制裁を加えている。3巻のおまけで「友達100人できるかな？」リストに加わり、6巻のおまけページで名前が判明した。

3年生では再び古見や只野と同じクラスになり、古見が只野と交際を始めたことから、古見から対等な友人関係を求められた。古見には既に騎士（只野）がいると悟り、自分の存在意義を見失ってしまったが、只野のアドバイスを受けた古見から「岸さん自身のことをまず第一に考えた上でなら、ぜひ守ってほしい」と言われ、復活した。それ以降、古見とは互いの嗜好を打ち解け合い、対等な友人としての関係を築いている。

彼女には「推しカンガルー」がいる。誕生日は9月10日で、人気投票では第17位にランクインしている。