大仏 こばち（おさらぎ こばち）

高等部1年B組所属で風紀委員を務める女子生徒。6月6日生まれのB型で、母子家庭で育つ。普段は透明でない眼鏡をかけており、読者には顔立ちが分かりづらい。しかし、ミコや小野寺からは絶世の美人と称される。

彼女の両親は共に芸能人で、彼女自身も幼少期に子役として活躍していた。しかし、親の不倫スキャンダルや周囲からの嫉妬が重なり、人前に出ることが苦手になった。

ミコとは小学校時代からの親友で、お互いの性格をよく理解している。また、石上のこともよく観察しており、彼に関する噂には懐疑的だ。石上がミコをサポートする姿を見たこともあり、ある時ミコが他の風紀委員や教師から石上に注意される場面に対して「何様なの!?」と怒った際、内心で「お互い様なんだけどなぁ」と思った。

彼女はミコの生徒会選挙活動を手伝っており、生徒会に誘われても断った経緯がある。当初、石上に好意を持っていたが、ミコとの相性を考えて一歩引いた。しかし、ミコが石上をサポートできないことから、石上とミコの関係を応援することが難しかった。それでも、石上の幸せを願い、彼が恋するつばめとの進展を望んでいた。このことが原因でミコと一度は喧嘩するが、最終的に和解し、石上とミコの仲が進展するのを認められるようになった。