ギーラ

身長は165cm、体重は53kgで、12月6日生まれの16歳。彼女の闘級は1350で、内訳は魔力700、武力400、気力250。聖騎士見習いから水晶ランクに昇格した「新世代」の一員です。

彼女は長い黒髪と細い目が特徴の少女で、平民の出身。父親が反逆行為の後に行方不明となり、周囲から疎まれていました。弟のジールを守るために聖騎士を目指し、「新世代」となりました。魔神の血による破壊衝動で無辜の民を殺害し、冷徹に任務を遂行していましたが、実際は情に厚い性格です。そのため、ゴウセルに操られたこともあります。

最初はヘルブラムの手足として働いていましたが、父親の死が彼の実験のせいであることを知り、ディアンヌが弟を守る姿を見て〈七つの大罪〉側に寝返りました。その後、ゴウセルの機転で唯一能力を保持した「新世代」となります。後にゴウセルが彼女の記憶を改竄し、魔神化を阻止したことが判明します。その際、ゴウセルに操られ恋仲となりますが、ディアンヌたちに止められ、記憶を戻されるとゴウセルから謝罪されました。彼女自身は父を覚えていたことに感謝していました。メリオダスたちがキャメロットに旅立った後は王宮に残り、ベロニカに剣術指南役に任命されます。一度は命を奪いかけたベロニカの行動に困惑しつつも、彼女との友情を深めていきます。ゴウセルが十戒の一人と知らされた際には、彼が悪人とは信じられず動揺していました。

彼女の魔力「爆炎（エクスプロージョン）」は、爆発を自在に操る能力です。

- 「ドリフト・ボム」：小さな火種を相手に放ち、爆発させます。

- 「ショット・ボム」：複数の火種を相手に放ち、爆発させます。

- 「ブリリアント・デトネーション」：収束させた魔力を放出し、無数の火種を雨のように降らせ、無差別に爆発させます。

- 「チェイン・エクスプロージョン」：無数の低速の火種を相手の周囲に配置し、連鎖的に爆発を起こして相手を爆炎の檻に閉じ込めます。

- 「キラーマイン」：地中に火種を設置し、踏んだ瞬間に地雷のように爆発させます。