海星

早雲の娘であり、金閣と銀閣の妹である彼女は、かつて矢三郎の許嫁でした。四兄弟の母からも好かれていましたが、総一郎の死後、早雲によって一方的に縁談が破棄されました。彼女はなぜか矢三郎の前に姿を現さず、その理由は『二代目の帰朝』で、矢三郎の正体がばれないようにするためだと明かされました。彼女は弁天を非常に嫌っており、「あんな生天狗の言うことを聞くくらいなら死んだほうがマシだ」と言っています。口が悪く、矢三郎に対してはいつも辛辣な言葉を浴びせますが、父親や兄たちとは異なり、性格は良く、文句を言いながらも矢三郎たちを助けることが多いです。そのためか、過去の出来事で夷川家を憎んでいるはずの下鴨兄弟の母も、彼女のことは今でも気に入っているようです。彼女の姿は原作でははっきりと描かれていませんが、アニメでは化け姿が描かれています。