ドレファス

ドレファスは、身長185cm、体重82kgの47歳の男性で、血液型はA型です。彼は人間で、11月29日に生まれました。彼の闘級は3000で、魔力、武力、気力がそれぞれ1000ずつです。かつては聖騎士長を務めていましたが、現在はその地位を退いています。

彼は二大聖騎士長の一人で、先代聖騎士長ザラトラスの異母兄弟です。グリアモールの父親でもあります。彼の特徴は、長いウェーブのかかった黒髪と無精髭です。ドレファスは強いカリスマ性と剣術の才能を持つ一方で、兄への劣等感や息子の死に対する精神的な弱さを抱えていました。

ヘンドリクセンと共に、ザラトラスを殺害し〈七つの大罪〉に罪を着せた黒幕でしたが、その行いを悔い、息子と共にヘンドリクセンに立ち向かいました。しかし、戦いの中でエリザベスを誤って傷つけ、精神の均衡を崩したところをヘンドリクセンの「腐蝕」によって溶かされ、死亡したと思われました。

実際には、十数年前のダナフォール跡地捜索任務の際に魔神族のフラウドリンに憑依されていました。ドレファスの行動は、フラウドリンが彼を演じていたものでした。本来のドレファスは、兄への劣等感を抱きつつも、魔神の洗脳を跳ね返す強靭な心を持つ聖騎士でしたが、ヘンドリクセンを人質に取られたことで抵抗をやめました。

王都決戦で、ザラトラスの「浄化」によってフラウドリンと分離され、洗脳から解放されました。聖騎士長職を辞した後も、リオネスを守るために聖騎士として復職しました。その際、髪を短くし、髭も整えました。ビビアンを介抱したことで彼女から好意を寄せられることになりました。その後、聖騎士を引退し、剣術指南役として後進の育成に励んでいます。

ドレファスの魔力「砕貫（ブレイク）」は、あらゆる物体を撃ち抜く衝撃波を放ちます。「羅貫（ラカン）」は、剣先から高い貫通力の衝撃波を発生させる技で、「天漢破獄刃」はその強化版です。「崩撃」は渾身の力で剣を振り上げ、「貫突」は高速の突進と同時に相手を貫く技です。「流撃」は「崩撃」と逆向きの技です。また、魔力「巨大化（フルサイズ）」は、フラウドリンの魔力で、グリアモールを救おうとした際に初めて発現しました。