ヘンドリクセン

身長は182cm、体重は72kgで、血液型は不明。種族はドルイドから魔神族、そして再びドルイドへと変遷しています。誕生日は10月31日で、年齢は39歳です。

彼の闘級は2650で、内訳は魔力1280、武力800、気力570です。聖騎士ランクはかつて聖騎士長を務めていましたが、現在はその地位を退いています。

彼は二大聖騎士長の一人で、銀色の短髪と整ったあごひげが特徴的な成人男性です。性格は穏やかで思慮深く、ドレファスの親友として彼を支えつつ、〈七つの大罪〉の強さに憧れを抱いていました。彼は「平和な時代に自分たちは必要なのか」と悩むほどの生真面目さを持っています。

リオネス王国奪還戦では〈七つの大罪〉の前に立ちはだかり、正気に戻った後は彼らの仲間となり、〈十戒〉の打倒とドレファスの救出を目指します。彼は〈森の賢者（ドルイド）〉の出身で、魔神族に対して効果を発揮する「浄化（パージ）」を行うことができます。

十数年前、ダナフォール調査任務中にドレファスに憑依したフラウドリンに洗脳され、「平和は人々を堕落させる」という思想に囚われてしまいました。彼は魔神族を復活させ、新世代の聖騎士に倒させる「聖戦」を計画します。部下のヘルブラムやビビアンを使って魔神族復活に必要な物を集めていました。

アーサーたちと対峙し、ギルサンダーと共にメリオダスと戦いますが、メリオダスによって人質がいなくなったギルサンダーに妨害されます。赤色の魔神の力で復活し、再びメリオダスの前に現れエリザベスを連れ去りますが、最終的に〈七つの大罪〉と聖騎士たちの連合軍に敗北します。

その後、ドレファスを救うために放浪し、ギルサンダーらと合流して〈七つの大罪〉に協力します。王都決戦ではフラウドリンからドレファスを奪還するために奮闘しました。リュドシエルの復活後は彼に心酔し、聖戦においても彼の従者となりますが、これはマーガレットを救うための演技でした。最終話では聖騎士を引退し、施薬院を開院しました。

彼の魔力「腐蝕（アシッド）」は、あらゆるものを溶かす酸を操る力です。子供時代に死者の埋葬の番をさせられた経験から目覚めた魔力で、里では「臆病者」「呪われた子」として嫌われ、追放されました。

「万物の腐壊（アシッド・ダウン）」は範囲内の物質を腐らせ崩壊させる技です。「腐蝕の塔（アシッドタワー）」は敵を中心に塔状で「腐蝕」を発生させます。「死者使役」はドルイドに伝わる禁呪で、死者の亡骸に仮初の命を与えますが、魂の劣化が始まります。「浄化（パージ）」は自然ならざる魂を消し去るドルイドの秘術です。「獄炎（ヘルブレイズ）」は黒い炎を操る魔神族の力で、「波状の獄炎（ヘルブレイズ・ウェーブ）」は剣先から大量の獄炎を放ちます。