ソルティリーナ・セルルト

ノーランガルス帝立修剣学院の次席であるリーナは、キリトを傍付きとしている凛とした美女です。キリトは彼女を「リーナ先輩」と呼んでいます。

リーナは三等爵家のセルルト家の出身で、彼女の遠い祖先が皇帝の不興を買い、正統剣術のハイ・ノルキア流の伝承を禁じられた過去があります。そのため、セルルト家は鞭や短剣などのさまざまな武器や柔の技を駆使するセルルト流を編み出しました。

長い間、主席のウォロに勝てないことに悩んでいましたが、キリトとウォロの立ち会いを通じてその悩みを克服します。そして、卒業トーナメントの決勝戦で秘奥義の連続攻撃を駆使してウォロを破り、第1位で学院を卒業しました。その後、ダークテリトリーとの戦争にもゴルゴロッソと共に参加し、異界戦争後は人界軍の将軍となります。

リーナはキリトに好意を寄せており、1年間彼が傍付きだったという事実はロニエだけでなく、アスナやアリスも動揺させました。キリトが復活した際には、ロニエと共に真っ先に彼を出迎えました。

アプリ『アリシゼーション・ブレイディング』では、リーナの過去が詳しく描かれています。試合で負かした相手からセルルト流を「卑怯」と呼ばれ、苦悩し涙を流す場面も描写されています。