ロバート・アキュトロン

老紳士のような風貌で眼鏡とスーツを身につけた滅却師がいます。彼の武器は拳銃であり、言葉遣いや振る舞いも紳士的ですが、その性格は冷静かつ冷酷です。彼は騎士団のベテランであり、リーダーであるユーハバッハの真の残酷さを深く理解しており、そのことに恐れを抱いています。

彼は初めての侵攻で京楽と戦い、完聖体になって京楽の右目を潰しました。その後、京楽が元柳斎に敗れると、彼は京楽に重傷を負わせ、聖兵を召喚しました。その際、一護がミニーニャの攻撃にも動じなかったのを見て、「頑丈な人だ」と驚きながらも拳銃を向けました。

二度目の侵攻では、他の騎士団員と共に一護を取り囲みましたが、隊長格との激しい戦いの末、白哉に倒されました。その後、ユーハバッハによる聖別で選ばれなかったことに絶望し、リルトットとジゼルに銃を向けながらユーハバッハの恐ろしさを訴えました。その瞬間、聖別の光を受けて白骨化し、最後までメッセージを伝えながら命を落としました。

彼の聖文字は「N」で、彼の能力「神の歩み（グリマニエル）」は高速移動を可能にします。この能力は光輪と一対の翼が現れることで強化され、特に京楽との戦いでその高速移動能力が際立っていました。さらに、聖隷を使うことで顔を覆う仮面とブーツが出現し、移動速度がさらに上昇します。