ヨウム（ヨウム・ファルメナス）

ニドル・マイガム伯爵は、ジュラの大森林に隣接する領地を治める辺境の調査団団長で、かつては小悪党だったが、人々を惹きつける魅力と統率力を持っています。彼は書籍3巻で、豚頭帝の軍勢に全滅したと偽り、他国への逃亡を図っていました。しかし、リムルの説得により豚頭帝を倒す英雄になるべく、ハクロウの指導のもとで訓練を受け、上位魔人グルーシスに匹敵する力を身につけます。その後、魔国連邦とファルムス国の都市や村を巡り、魔物退治を行い、豚頭帝ゲルド討伐の英雄として名を馳せます。

書籍5巻では、ミュウランに愛を告白し、生涯の親友となるグルーシスと出会います。書籍6巻の人魔会議で、リムルたちの計画を支持し、ガゼルやエラルドからも認められる存在となります。書籍9巻では、ディアブロによって篭絡されたエドワルド王から王権を譲り受け、即位と同時に国名をファルメナスに改め、自らをヨウム・ファルメナスと名乗ります。