アシュラ童子（アシュラどうじ）

酒天丸、元々は「花吹雪の酒天丸」と呼ばれ、落語「頭山」にちなんだ髷のスタイルを持つ巨漢の男性です。彼はワノ国九里出身で、56歳で亡くなりました。誕生日は4月10日、身長は544cm、おひつじ座で血液型はX型です。彼の好物はきんちゃくもちです。

かつては頭山盗賊団の棟梁として知られ、赤鞘九人男の一員でもありました。彼は巨大な牛「ホメ」を連れており、ジャックやイヌアラシとも互角に戦うほどの実力を持っていますが、カイドウに仕えることには興味がありません。権力者を嫌い、自らを「おいどん」と称しています。

九里が無法地帯だった時代、彼は「怪物」や「鬼」と恐れられていましたが、おでんに敗れた後、その人柄に惚れ込み仕えるようになりました。おでんがワノ国を離れた後は、九里の治安を守る役割を担い、おでんが処刑された後はトキの言葉を信じ、モモの助たちを待ち続けました。10年前には鬼ヶ島への攻撃を阻止しようとし、九里の廃港に密かに船を集め、カイドウの屋敷図を手に入れました。

ワノ国編では、ルフィがおこぼれ町の住人に与えた食糧を強奪中にジャックと遭遇し、戦いを繰り広げました。錦えもんたちが帰還した際には、自分はおでんに仕えた侍であって光月一族には仕えていないとして協力を拒否しましたが、博羅町での再度の要請に応じ、散った同志たちの墓標を訪れ、戦いに参加する意思を示しました。鬼ヶ島での討ち入りでは、偽のおでんを見抜き、カン十郎の自爆攻撃から錦えもんたちを守りながら戦死しました。