ゴーシュ・アドレイ

19歳で6月27日生まれの彼は、身長181cm、血液型B型です。彼の好きなものは妹のマリーで、彼の魔法属性は「鏡」です。

彼は元囚人であり、パーマがかかった髪をしており、左目は隠れています。この左目は魔力を蓄える鏡の魔導具として使用されます。彼は病的なほどに妹のマリーを溺愛しており、彼女を「天使」「女神」と呼び、常に彼女の写真を持ち歩き、自慢することに加え、写真を見ては鼻血を垂らしています。

彼は「鏡魔法」の使い手で、鏡から自分の分身を作り出して戦います。黒の暴牛の中で最も頭が良く、戦い方も上手です。彼は貴族の家に生まれましたが、両親が事故死した際に財産を奪われ、家から追い出されました。生きるために犯罪に手を染め、過酷な日々を送った末に人間不信に陥りました。彼は「マリーが自分の全て、マリーさえいれば他の人間などどうでもよい」という性格が形成されました。脱獄してマリーのもとへ向かおうとした際、ヤミと交戦しましたが、敗北後に黒の暴牛に勧誘されました。彼は気づいていませんが、その後マリーのお願いでグレイを助け、それがグレイが黒の暴牛に入るきっかけとなりました。

彼はヤミに感謝していますが、他人を信用せず、一人で戦っていました。しかし、アスタたちとの出会いで少しずつ協調性が芽生え始めました。マリーに会いに来た際、アスタに嫉妬し、彼の寝込みを襲っていた際にマリーが連れ去られたことを知り、アスタ、テリジアと共に子供たちのもとへ向かいました。マリーが怪我した姿に激怒し、ネージュを圧倒するも、サリーとの相性の悪さからマリーを連れて逃げました。しかし、マリーのお願いで彼女を安全な場所に置き、アスタたちのもとへ戻り、共闘してサリーたちを追い詰めました。その後、リヒト（パトリ）に襲われましたが、ヤミの助太刀とフィンラルの魔法で逃げることに成功しました。逃げた先でみんなから魔力を分け与えられ、フィンラルに頭を下げてヤミたちのもとへ向かい、敵の攻撃を跳ね返してリヒトを倒しました。しかし、その場に現れた三魔眼に襲われ、他の団長に救われました。海底神殿では敵の一人を一瞬で倒し、白夜の魔眼の一人も倒しましたが、敵の罠にかかり拘束されましたが、機転でチャーミーを起こすことに成功しました。王撰騎士団が白夜の魔眼のアジトに到着する数時間前にヴァルトス・サリー・ラデスの急襲を受けましたが、グレイ・ゴードン・ヘンリーと協力して退けました。しかし、転生魔法の発動によりエルフの「ドロワ」に乗っ取られてグレイたちを襲いました。その後パトリらと合流し、同じくエルフ「エクラ」の転生先となり乗っ取られたマリーとともにアスタらを襲いましたが、アスタの攻撃で正気を取り戻しました。

アニメオリジナルの半年間の修行編では、デビル・パニッシャーにマリーが誘拐されたことで激怒しました。また、素顔を見せることを未だ恥とするグレイの特訓に付き合っていました。修業後に黒の暴牛アジトへ襲撃してきた漆黒の三極性の一角・ダンテと交戦しましたが、重力魔法により生成された巨大な石の剣により胴体を貫かれ致命傷を負いました。グレイの魔法により一命は取り留めましたが、途中で乱入してきたヤミが攫われてしまったことで失意に落ちました。現れた副団長のナハトにも厳しい言葉を浴びせられました。その後スペード王国での戦いに駆けつけ、グレイとの連携でルミフェロと契約したモリスの魔法を無力化しました。

魔法一覧:

- リアル・ダブル: 鏡の世界からもう一人の自分を呼び出す。

- リフレクト・レイ: 鏡からビームを放つ。

- リフレクト・リフレイン: 複数の鏡でビームを反射させることで多角的かつ広範囲を攻撃する。ビームの威力と大きさを上げた「ラージ・リフレクト・リフレイン」もある。

- ダブル・リフレクト・リフレイン: 「リアル・ダブル」で分身した状態でリフレクト・リフレインを放つ。

- ミラーズブリケイト: 対象を無数に分身させる。ネアンの洞窟で他人と協力する気持ちが芽生えたことで習得した。

- フル・リフレクション: 四角い鏡を展開させることによって魔法を反射させる。

連携技:

- 合体魔法 爾縦視の瞳（リフレクト・アイリス）: エルフ転生時における鏡魔法との合体技で、ドロワが生成した鏡にエクラ自身を映し出して瞳を見せつける。複数枚の鏡全てに映し出すことも可能です。