本作のヒロインは、
ナインと
ツエルブが転入してきた高校に通う少女です。彼女はクラスでいじめを受け、家庭ではノイローゼ気味の母親から過剰な干渉を受けて悩んでいました。都庁での爆破テロの際、
ナインから「このままそこで死ぬか、それとも共犯者になるか、お前が選べ」と迫られ、共犯者になることを選びます。
その後、
ナインと
ツエルブに出会ったことで、彼女は現在の閉塞した状況から逃れられると期待し、家を出ます。
ツエルブに保護され、しばらくの間、
ナインたちと共に暮らします。しかし、やがて自分の存在が
ナインたちの行動の妨げになっていると気づき、彼らの元を去りますが、
ハイヴに連れ去られてしまいます。
ハイヴは彼女を
ツエルブをおびき寄せるための道具として利用し、情報を引き出した後、彼女は
ツエルブと共に解放されます。茫然自失の
ツエルブに対し、
ナインが記者会見を行うことを伝え、彼を励まします。
スピンクス事件から1年後、彼女は「色々な人に事情を聞かれたが、何も答えられなかった」と振り返ります。
ナインたちの墓参りの帰りに
柴崎と出会い、
ナインが聞いていた音楽や「VON」の意味を伝えました。
料理は苦手で、
ナインや
ツエルブからは「まずい」、「食えたもんじゃないね」と酷評されています。また、
ツエルブによれば、リサの声は「薄い黄色」をしており、その色をした音はめったにないとのことです。
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