柴崎 健次郎（しばざき けんじろう）

警視庁の刑事である彼は、かつて捜査一課で優秀な刑事として活躍していました。しかし、与党議員秘書の転落死事件を捜査中に、与党の大物である間宮にまで捜査を広げたことで、間宮の怒りを買い、文書課に左遷されてしまいます。

スピンクスの最初の動画が投稿された際、彼はすぐに不穏な気配を感じ取り、二回目の動画のなぞなぞから爆弾が六本木警察署に仕掛けられていることをいち早く見抜きます。この事件を機に捜査一課に復帰しますが、羽田空港での事件でハイヴの怒りを買い、無期限の休職を命じられます。

その後も独自に新進平和塾や事件の真相を調べ続け、青木宗太や間宮俊造の存在に気付きます。最終的に、スピンクスがかつて収容されていた施設の跡地に現れ、スピンクスの真の目的を暴こうとしますが、米軍の襲撃によりツエルブが殺され、ナインも命を落としてしまいます。結果として、ナインとツエルブを逮捕することはできませんでしたが、ナインから爆弾の起爆装置を託されます。米軍は最初から彼を生かすつもりだったようです。

その後、倉橋らと共に記者会見を行うシーンがあります。彼は既婚者で、娘の晴香がいます。スピンクス事件の捜査のため、娘から理工学の知識を教わっていました。ポン・デ・リングが好物です。