新川 昌一（しんかわ しょういち）

「死銃事件」当時、彼は19歳であり、「死銃」の主犯でした。現実世界では虚弱体質で、SAOから生還した後、医者である親から見限られていました。SAOでは殺人ギルド「ラフコフ」のトップ3の一人で、プレイヤー名はザザ。GGOでのプレイヤー名は、ドイツ語で「死」を意味する医療用語「Sterben」に由来します。

弟の恭二の薦めでGGOを始め、透明マントを使ってプレイヤーの個人情報を収集することに夢中になっていました。そんな中、恭二からキャラクター育成の行き詰まりを相談されたことをきっかけに、「死銃事件」を計画し、実行に移しました。最初の犯行では現実世界での殺害を担当していましたが、第3回BoBでは恭二が現実世界で詩乃を殺害する役割に固執し、彼自身はGGOのプレイヤーを担当しました。

GGOでは対人スナイパーライフル、「死銃」の象徴であるハンドガンの五四式・黒星、さらに銃剣作成スキルで宇宙戦艦の装甲版から作ったエストックを装備し、多くのプレイヤーを倒しました。しかし、最終的にはシノンの援護とキリトの変則的な二刀流攻撃により敗北しました。

詩乃の殺害未遂で現行犯逮捕された恭二からの情報で、彼自身も逮捕されました。キリトに対しては「まだ何も終わっていない」という意味深な伝言を捜査員に伝えました。彼の心は未だにアインクラッドに囚われており、「死銃事件」はゲームだと供述していました。

SAOでの素行については「#ザザ」を参照してください。