柏木 渚（かしわぎ なぎさ）

彼女は高等部2年B組から3年A組に進級した女子生徒で、ボランティア部の部長を務めています。ショートヘアに髪留めを付けており、6月25日生まれで血液型はB型。兄が一人います。

彼女は大手造船会社の会長の娘であり、経団連理事の孫娘でもあります。学業成績も非常に優秀で、常に上位にランクインしていましたが、翼（後述）の成績が上がる一方で少しずつ下降している傾向があります。

彼女の性格は温和で面倒見が良い一方、したたかで打算的な面もあります。かぐやとは価値観が近く、恋愛相談を通じて親しくなりました。ボランティア部の活動を通じて生徒会にも関わるようになり、かぐやと互いに恋愛のアドバイスを交換する仲にまでなっています。また、かぐやと白銀の関係についても気づいています。

翼からの告白を受けて付き合うことになりますが、彼女自身、最初は惰性で付き合っている意識があったものの、次第に本気になっていきました。「神ってる」疑惑を抱かれつつも、実際には藤原千花には秘密は漏れており、かぐやにも文化祭最終日の夜に電話で確認されました。その際、初キスから2ヶ月、大人のキスからは40秒で「神った」ことを明かしました。

また、一部ではヤンデレの気質もあり、翼が浮気をしていると疑った時には、探偵を雇って調査するなど攻撃的な一面も見せましたが、基本的には愛情に溢れた平和主義者です。

彼女と眞妃は長い付き合いがあり、彼女は眞妃に強い憧れと同一化願望を抱いています。文化祭のキャンプファイヤーでは眞妃を踊りに誘い、「翼くんよりも好き？」と聞かれた際には「当然でしょ？」と返答しています。眞妃が翼に恋していることを知ると、一方的に翼に別れを告げ、眞妃に譲る姿勢を見せました。

バイセクシュアルであるかどうかは明言していませんが、女子同士でキスの話題になった際に「早坂さんなら全然いけます」「藤原さんレベルで可愛ければ全然アリです」と発言しています。