銀狼（ギンロー）

金狼の弟で、村の門番を務める16歳の少年。彼は4月7日生まれで、血液型はB型。性格はフランクだが、単純で弱気な一面も持っている。話し方は語尾が間延びする特徴がある。兄の金狼が持つ金メッキの槍に嫉妬しており、その槍が無くなった際にはからかうことも。

硫酸を採取する際には、一度気を失いかけたが、千空の言葉に勇気づけられ、クロムが硫酸の池に落ちそうになった時には助けるなど、貢献を果たした。御前試合では千空たちと共に八百長に加わるが、ルリの言葉を誤解し、準決勝で千空を裏切って本気で攻撃するなど、利己的な一面を見せることも。また、カセキの言葉の意味を理解していたほとんどの者がいる中で、わざわざ口に出したり、クロムにルリへの告白を促すなど、野暮でお節介なところもある。

宝島編では、最初は船に乗ることを拒否したが、いい格好をしようと追いかけた結果、大樹に無理やり船に乗せられることに。石化される直前には、偶然海に潜っていたため石化を免れた。その後、石化装置の秘密を探るためにコハクと共に後宮に潜入し、女装姿を披露する場面も。

物語が終わった後は、陽の誘いを受けて警察官になるが、実際にはほとんど働いていない。