ルミエル・シルヴァミリオン・クローバー

500年前に実在したクローバー王国の王子。彼の魔法属性は「光」で、四つ葉の魔導書を持っていた。魔法や魔道具の研究・開発に熱心で、エルフ族と人間が共に歩む未来を理想としていた。その理想を共有していたリヒトとは親友だった。しかし、リヒトとテティアの結婚式の日に、ザグレドの陰謀により捕らえられ、エルフ族への襲撃を防ぐことができなかった。

その後、魔神と化したリヒトを倒し、初代魔法帝として語り継がれることとなったが、自身はセクレの封緘魔法により石像の中で命をつなぐことになった。当時、最強の魔力を持つ魔導士であり、「マナゾーン」を使用できるほど強力だった。この力を駆使し、リヒトの剣魔法、アスタ、ユノ、パトリと共に言霊魔法の悪魔を撃退した後、現代と未来のクローバー王国の安泰を見届け、この世を去った。

彼が生前に作った魔導具の一つ「燕紋（スワローテイル）」は、後にパトリに殺害されたユリウスが時間魔法と併せて使い、復活に貢献している。

### 魔法一覧

**光魔法**

- **アヴィオールの灯（ひ）**

アニメオリジナル魔法で、光攻撃を放出する。

- **アヴィオールの灯 榮光（グロリア）**

マナゾーンを適用し、広範囲を光攻撃で包み込む。

- **名称不明の技**

パトリと同じ光の大剣。伝承では魔神の体を貫く際に巨大サイズのものを投げている。

- **名称不明の技**

パトリの「裁きの光鞭」と似た鞭。伝承では魔神の体を拘束している。

- **名称不明の技**

先端が三つ葉のクローバーの形をした光の弓。弓の上に乗って光速で直線移動することが可能。

**連携技**

- **宿魔の剣 護光（ごこう）**

悪魔に対抗可能な魔力を、リヒトの宿魔の剣を通してセフィラの徒のエルフ達に分け与える。