白銀の父

40代の男性で、本名は不明。職業も定まっていない。かつて工場を経営していたが失敗し、現在は二人の子供と共に月5万円のアパートで暮らしている。経済的には非常に厳しい状況だ。7年前に妻が家を出たが、離婚はしていない。

時折、息子の携帯電話に勝手に出るなど、奇妙な行動を見せることがある。彼の目つきの悪さは父親譲りで、資格マニアである点も親子共通だ。自分の声を「重低音系イケボ」と称し、「借金五億円チャンネル」というYouTubeチャンネルを開設。キャラクターとトーク力が受け、チャンネルは収益化に成功した。

体育祭でかぐやと知り合い、彼女が御行を好きなことにすぐ気付いて応援しつつもからかっている。そのため、かぐやからは「ヤバい中年」として苦手意識を持たれている。三者面談では、かぐやの父親代わりを（勝手に）務めた。

天体観測や星が好きなロマンチストである点も御行と共通しており、大切にしていた「ムーンウォッチ」（アポロ計画で使用されたモデル）を御行にプレゼントした。