堂島 卓（どうじま すぐる）

遠見東高校の生徒会役員である1年生の男子生徒。身長は約170センチメートルで、眼鏡をかけている。勉強は平均的だが、理系科目が少し得意。

彼は、前任の生徒会長である久瀬の紹介で生徒会に入ることを考えた。内申が良くなるという理由もあったが、沙弥香は彼の能力に疑問を持っていた。しかし、燈子は久瀬が適当な性格であるため、有能な人材を周囲に置くことを重視し、彼の生徒会入りを認めた。彼はよく冗談を言う明るい性格の男子高校生だが、時には情熱的な一面も見せる。あまり真面目に話を聞かないため、槙から突っ込まれることが多い。中学時代には剣道をしていたが、あまり強くはなかったようだ。朱里が失恋した理由を侑と一緒に聞いた際には、朱里を支持しつつ、失恋の原因を作った先輩に対して怒りを見せた。

生徒会劇では、主人公である燈子の同級生役として出演。普段とは違い、真面目な生徒役を演じたため、女子生徒からの評判が高かった。

翌年には生徒会長に就任し、燈子が復活させた生徒会劇を面白いと感じたため、継続することにした。その結果、生徒会劇はその後も続くことになった。

最終話では朱里と交際しており、彼女の身長を超えている。また、侑の周りの中で唯一、侑と燈子の関係を知らない。