ダスティネス・フォード・イグニス

ダクネスの父は大貴族ダスティネス家の当主で、「王家の懐刀」と称されるほどの影響力を持つ人物です。彼は妻を早くに亡くし、子煩悩な一面があります。ダクネスを自由に育てましたが、彼女の現在の性格が心配の種です。彼は度々見合い話を持ちかけていますが、ダクネスに敵わずにいます。しかしながら、普段の親子の関係は非常に良好です。

アクアがベルディアを討伐した際の洪水で壊れた城壁や建物の修繕には莫大な費用がかかりました。ダクネスの父はその費用の大部分を、当時の領主アルダープへの借金でカバーしました。彼はその借金を少しずつ返していく予定でしたが、アルダープがダクネスを求め、待ちきれずに悪魔マクスウェルに死の呪いをかけさせました。この呪いはアクアによって簡単に解決されましたが、一時は彼の命が危険な状態にありました。

ダクネスがアルダープの求婚を受け入れて実家に閉じこもってからは、その実態を知った上でカズマが彼女を助けるために奮闘しました。ダクネスの父はカズマの行動を高く評価し、二人が近づくよう尽力しています。見合いの話では以前と同じく反発されますが、カズマに関してはダクネスも感謝している様子を見せています。最終的にアルダープが失踪し、新たにアクセルの街の領主として活動することになりました。