リーマン

人面魚という水棲系の魔物は、リーマンという種族に属しています。彼は家族を持ち、人情味溢れる性格で、熟年男性のような達観した態度を持っています。彼は「念話」という固有魔法を使い、他者と意思疎通が可能です。

ある時、地下水脈を泳いでいたリーマンは、ハジメたちがライセン大迷宮から排出された影響で地上に打ち上げられました。彼は「念話」を使って近くの人間に助けを求め、その結果、フューレンの水族館に保護されました。そこでデート中だったハジメとシアと出会い、すぐに意気投合。彼らは互いに「リーさん」「ハー坊」と呼び合う仲になり、ハジメにとってトータスで初めてできた友人となりました。

ハジメの助けを借りて水族館から脱出したリーマンは、その後海に帰りました。しかし、メルジーネ海底遺跡から脱出した直後のハジメたちが悪食の魔物に襲われた際、リーマンは再び現れ、海の生物を操る能力で彼らを助けました。