プリンセス火華（プリンセスヒバナ）

彼女は第5特殊消防隊の大隊長で、20歳、身長169cm、3月3日生まれです。彼女の瞳孔には花の模様があり、熱を操る第三世代の能力者です。彼女は熱失神を引き起こしたり、花の形をした炎で攻撃することができます。彼女はアイリスと同じ修道院で育ち、義理の姉妹のような関係です。彼女は焔ビトの人体発火に関する研究を行っており、サディスティックで高圧的な性格をしています。男性隊員を下僕のように扱うことが多いですが、中にはそれを喜ぶ者もいます。

彼女とアイリスは修道院時代からの仲間であり、アイリスは彼女のことを「義姉さん」と呼んで慕っています。第5特殊消防隊と第8特殊消防隊が出会った際、アイリスが彼女の安否を気にして訪れたことがきっかけで両隊は交戦状態になりました。修道院時代には、彼女は炎の花でシスターたちを和ませていましたが、焔ビトが引き起こした火事で他のシスターたちが亡くなり、彼女は炎を悪魔と見なすようになりました。その後、彼女は焔ビトの研究に没頭し、灰島重工にその成果を持ち込み、現在の地位を確立しました。

彼女はシンラとの激しい戦いの末、彼に力ずくで諭され、彼のヒーローとしての姿に恋心を抱くようになりました。それ以降、彼女はシンラに惹かれるようになり、第8特殊消防隊とも協力するようになりました。しかし、彼女の研究は灰島重工が支援しているDr.ジョヴァンニには評価されていませんでした。

彼女は独自に焔ビトを研究し、人為的に生み出された焔ビトが存在することを突き止めました。修道院の事件の真犯人がスミレであることを知り、彼女は怒りを露わにしました。

彼女の技には「桜（さくら）」、「桜吹雪（さくらふぶき）」、「鉄仙（クレマチス）」があります。これらの技は彼女の炎を操る能力を示しています。