リコ・ブレツェンスカ (Rico Brzenska)

精鋭部隊の班長を務める、眼鏡をかけた女性兵士。身長は156cmで、体重は52kgです。彼女は、巨人から現れたエレンを包囲した兵士の一人であり、キッツの意見に賛同し、エレンたちを即座に排除することを提案しました。保守的で柔軟性に欠ける一面もありますが、責任感が強い性格です。アニメ版では、指揮官を任されたイアンに対して、ミタビと共に「イアンになら任せられる」と発言し、強い信頼を寄せています。

トロスト区での扉封鎖作戦では、エレンを信用せず、作戦に参加させることに否定的でした。エレンが暴走した際には撤退を考えましたが、イアンの説得により進路確保を支援しました。最終的にエレンを巨人から守り抜き、作戦の成功を知らせる黄色の煙弾を発射しました。

作戦終了後、ミカサたちと共に審議所に出頭し、真実をそのまま伝えることが最善と考え、エレンが巨人体を十分に制御できていない事実を報告書にまとめて提出しました。

ウォール・ローゼ内に巨人が侵入した際には、キッツの指揮下で東防衛線で巨人と戦いました。その後、エレン奪還作戦から帰還したヒストリアを介抱しました。

「天と地の戦い」終結後、演説に熱狂する兵団の中の一人として登場しています。ただし、アニメ版では少し怪訝な表情をしていたため、心から兵団に同調しているかは不明です。