サリエル

〈四大天使〉の一人で、少年の姿を持つ天使。彼は芸人ソラシドの体を借りて現世に復活しました。過去の戦いでは、タルミエルと共に多くの魔神族を一撃で倒し、モンスピートたちを圧倒しましたが、メギキュラ化した彼らに逆に圧倒されました。その後、リュドシエルの指示を無視し、エリザベスがモンスピートたちを助けようとするのをタルミエルと共に支援しました。

聖戦では、タルミエルと共にエスタロッサと戦い、一時は恩寵の力で優位に立ちましたが、エスタロッサが戒禁を取り込むと逆に圧倒されました。恩寵の力がソラシドの体に影響を及ぼし始めたため、彼女を解放し、本来の姿に戻りました。その後、エリザベスを救うためにキングたちと共にエスタロッサの元へ向かいました。マエルが復活した後は、闇に蝕まれつつある彼を救うため、キングと共にマエルと戦いました。デリエリの作戦を聞き、連携して彼を止めようとしましたが失敗し、魔力を使い果たして消滅しました。彼は自身の体の再構築よりも器との約束を優先し、体を返上するなど義理堅い性格で、エリザベスの考えや力を尊重しています。

恩寵「竜巻」は、鎌風のように切れる竜巻を操る力で、攻撃と防御の両方に特化し、様々な応用が可能です。過去の聖戦では、デリエリの左腕を削り潰しました。「エンリルの天罰」は、タルミエルの恩寵と共に発動される技で、竜巻、大海、雷による猛攻撃を行い、魔神族を分子レベルにまで分解する威力を持ちます。「劈く鎌風」は、三日月状の特大の真空波を繰り出し、エスタロッサを両断する威力を持ちます。「極大聖櫃」は、巨大な複数個の「聖櫃」をタルミエルと共に発動します。「執念深き聖人」は、無数の光弾を放つ技です。