ベニマル（紅丸）

かつて大鬼族の里を治める族長の息子であり、シュナの兄である彼は、リムルによって名付けられ、鬼人族へと進化。身長180センチの美男子で、真紅の髪と瞳、漆黒の2本角を持つ姿となる。リムルの魔王種への進化に伴い、妖鬼となり、後にリムルから魂を授かり、一族の長としての未練を晴らし、炎霊鬼として覚醒。聖魔十二守護王の一人、赫怒王（フレアロード）の称号を得る。

彼は好戦的で少々短気ながら、自制心があり、リムルからの信頼も厚い。全軍の指揮権を持つ侍大将として、また紅炎衆（クレナイ）と緑色軍団（グリーンナンバーズ）の指揮官を務める。魔国連邦開国後は、第一軍団の指揮権をゴブタに譲り、第四軍団の将軍として赤色軍団（レッドナンバーズ）を率いる。純情な性格から結婚には消極的だったが、モミジとアルビスの熱意に心を動かされ、二人と結婚し、子を持つ。

戦闘では、リムル配下の三頂点の一角としての強さを発揮。炎熱を組み合わせた太刀の剣技と、限定空間を超高熱で焼き尽くす黒炎獄（ヘルフレア）が特徴。修行を積み、ハクロウやアルベルトを超える剣士となり、朧黒炎・百華繚乱という技を編み出す。ユニークスキル「大元帥（スベルモノ）」を持ち、覚醒後はヴェルグリンドの権能を基にした光と熱を操る究極能力「陽炎之王（アマテラス）」を獲得する。