アルビス

三獣士のリーダーであり、「黄蛇角（オウダカク）」という二つ名を持つ彼女は、金と黒のまだら髪を持つ美しい獣人女性です。彼女は最強の戦士として知られ、特に近距離戦闘においてその能力を発揮します。彼女はエクストラスキル「天蛇目（ヘビノメ）」で様々な状態異常を引き起こすことができ、ユニークスキル「制圧者（アッスルモノ）」を使って空間を操ることが可能です。獣身化すると、全身が龍麟で覆われ、黄金の二本角が現れ、毒や石化を駆使した戦い方をします。

彼女は書籍4巻で魔国連邦を訪れ、自国の果実と金と引き換えに魔国連邦の酒と魔絹の織物の交易を決定しました。また、技術習得のために従者を残し、スフィアと共に国へ帰国します。

ミリムがユーラザニアに宣戦布告した際、カリオンの命令で先行して住民を連れて魔国連邦へ避難しました。その後、他の三獣士と共に国とカリオンを取り戻すためリムルと共闘する意志を示します。クレイマン軍との戦いでは、ヤムザと対峙し圧倒しますが、ヤムザがカリュブディス化した際には死を覚悟します。しかし、危機を察知したベニマルによって救われます。戦後、スフィアと共に魔国連邦に戻り、ベニマルと共にテング族の里を訪れます。そこでモミジとベニマルの嫁の座を巡る争いが勃発しますが、書籍14巻で魔国連邦の婚姻ルールを逆手に取り、一時的に未亡人となった後、ベニマルの第二夫人の座を獲得します。