前原 陽斗（まえはら ひろと）

出席番号22番の男子生徒は、明るい髪色と整った容姿を持ち、行動力がありスポーツ万能で、女子からの人気が高い。しかし、女癖が悪く、複数の女子と交際することもあり、E組に落とされた状況を受け入れるなど、成熟したクールな性格とも言えるが、ませた考えを持っているとも言える。磯貝とは小学校からの親友で、よく一緒に行動している。ナイフ術の成績は男子で2位。E組の女子にはほぼ全員声をかけたが、片岡には「親友への義理」で声をかけていない。

C組の土屋果穂と付き合っていたが、E組に落ちたことを理由に彼女が瀬尾と二股をかけていたことが発覚。果穂から見下され、瀬尾とその友人たちに足蹴にされ、深く傷ついた。しかし、翌日E組の仲間と共に果穂と瀬尾に報復し、殺せんせーから励まされて立ち直った。ただし、女癖の悪さは変わらず、周囲を呆れさせている。

その後、E組での生活を通じて岡野に興味を持つようになるが、バレンタインの際に無断で暗殺作戦に利用したことで彼女を怒らせてしまう。許しを得るために奔走し、最終的に和解に至る。

大学進学後はサークル活動に熱中しすぎて留年するが、そこで築いた人脈を活かし、大手広告代理店に就職する。