磯貝 悠馬（いそがい ゆうま）

出席番号2番の男子生徒は、アホ毛が特徴的で、片岡と共にE組の学級委員を務めています。彼はE組のリーダー的存在で、優れた学力と度胸、動体視力を持ち、ナイフ術では男子1位、射撃では2位の成績を誇ります。整った容姿を持ち、貧乏であることを除けば欠点がなく、クラスメイトからの信頼も厚いです。小学校からの親友である前原とは、よく一緒に行動しています。

中学1年生の時に父親を交通事故で亡くし、母子家庭で生活しています。母親は体があまり丈夫ではなく、弟妹もいます。貧乏なため、夏祭りで釣った金魚を食用にしたり、パン食い競争で余ったパンをもらおうとするなど、食べ物に関して驚くような行動をとることがあります。

家計を助けるために校則違反のアルバイトをしていたことが原因でE組に落とされましたが、その後もバイトを続け、クラスメイトや殺せんせーに黙認されています。一度、学秀ら五英傑にバイト現場を見られ退学の危機に陥りましたが、体育祭の棒倒しでE組が勝利したことで五英傑からも黙認されました。

中間テストではカルマに次ぐクラス2位、社会は学年14位でした。アフリカの貧困に共感し調べていた際、殺せんせーに現地に連れて行かれたことで興味が深まり、一学期期末テストでは社会で学年1位を獲得しました。

進学先は経済的な理由から公立高校を志望し、片岡・竹林と共に合格しました。その後、貯めたバイト代と奨学金で東大に進学し、卒業後は財閥系商社に就職しました。