上井草 美咲（かみいぐさ みさき）→ 三鷹 美咲（みたか みさき）

さくら荘201号室に住む美術科の3年生で、現在は水明芸術大学映像学部の1年生。入学してすぐにさくら荘に移り住んだ際、最初は千尋だけが住んでおり、空太たちが来るまでの間、部屋をきれいに保っていた。アニメやゲームが趣味で、自作アニメも多く制作している。中学校では学年トップの成績を誇っていたが、友人はおらず、恩師の勧めでスイコーに進学を決意。ここ10年で唯一の芸術科特待生として認められたが、アニメ制作に没頭しすぎて特待生の権利を失った。それでも、スイコーでの成績は3年間首席を維持。ゲームやアニメの共同制作ではグラフィックを担当している。

空太には「こーはいくん」、伊織には「いおりん」といった渾名をつけるのが好き。たこ焼きを食べるために車で8時間かけて大阪に行ったり、ラーメンを食べるために札幌に飛んで1時間で帰ってきたりと、行動力が非常に高く、周囲の人々を巻き込んで飛び回ることが多い。その奇抜な行動から、空太には「宇宙人」と呼ばれている。

仁に対しては、下駄箱に婚姻届入りのラブレターを入れたり、誕生日にリボンで自分を飾り立てた全裸姿で待ち伏せするなど、情熱的なアプローチを繰り返す。普段はハイテンションだが、仁のことで落ち込むと急にテンションが下がり、思い詰める繊細な一面も持っている。

作者の次作シリーズ「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」第3巻では、仁と共にニュースの一コーナーに登場している。