姫宮 伊織（ひめみや いおり）

美咲や仁が卒業した後、スイコーの音楽科に新しく入学した生徒がいます。彼は、仁が去った後の103号室に住むことになった、姫宮沙織の弟です。沙織と同じく音楽科に入学しましたが、すぐに転科届を提出したため、教師の注目を集めました。その日のうちに女子寮に侵入し、女子風呂を覗こうとしたため、入学式の日にさくら荘へと送られることになりました。彼は恋愛シミュレーションゲームのような青春を送りたいと強く願っています。巨乳好きで、女子を胸の大きさで評価する傾向があります。彼のヘッドフォンは沙織からもらったもので、「HAUHAU」のロゴが入っています。また、栞奈の問題性についても理解しています。

彼はピアノのコンクールで入賞するほどの実力を持っていますが、優秀な姉と比較されることがコンプレックスになっています。そのため、ピアノの練習に時間を費やすよりも、青春を楽しむことを目標にしています。しかし、ピアノや音楽自体は好きなので、毎日欠かさず練習を続けています。

作者の次作シリーズ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の1巻では、彼が栞奈と仲が良いことが暗示されています。