本作の主人公は、さくら荘101号室に住む高校生です。彼は普通科の2年生で、3年生に進級します(7巻より)。もともと一般寮で猫を飼っていたため、ペット禁止の規則により追い出され、1年の夏からさくら荘に住むことになりました。猫が大好きで、飼い主のいない猫たちと一緒に暮らしています。部屋では白猫のひかりと黒猫ののぞみを飼っています。
2年生の春に、さくら荘に新しく入居した
ましろの世話を任されることになります。
ましろの才能に触発され、自分の夢を見つけ、ゲームデザイナーを目指すようになります。
龍之介や
仁と意見を交わしながら成長し、質の高い作品を作れるようになっていきます。
さくら荘では常識的な人物として、ツッコミ役を担うことが多いです。
栞奈によれば、彼の判断基準は基本的にさくら荘に基づいているとのことです。空太自身は自分を「普通」と考えていますが、さくら荘に引っ越したその日から個性的な
美咲や
龍之介と分け隔てなく接し、生活に難がある
ましろの世話もきちんとこなしています。そのため、
仁や
七海からは「十分普通じゃない」と評価されています。後に、空太の親や妹の
優子を見た
七海は、「
神田君がさくら荘に順応した理由がわかった気がする」と言っています。
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