中原中也（なかはら ちゅうや）

ポートマフィアの幹部であり、22歳の男性。黒い帽子を常に被り、性格は非常に好戦的です。彼はマフィア時代の太宰治の元相棒でもありました。

基本情報：

- 誕生日：4月29日

- 身長：160センチメートル

- 体重：60キログラム

- 血液型：B型

趣味・嗜好：

帽子、喧嘩、酒、音楽が好きです。特に高級ワインを嗜みますが、酒にはあまり強くなく、酔い潰れることが多々あります。また、部下思いな一面もあり、部下が殺された際には激しい怒りを見せます。

背景：

幼少期の記憶が存在せず、彼が政府の秘密施設に隔離されていたことを匂わせる発言がありますが、詳細は不明です。謎の人物に「弟」と呼ばれることもありますが、血縁関係は定かではありません。マフィアに入る前は『羊』という未成年のみの互助組織に所属しており、その時には白瀬や柚杏とともに活動していました。しかし、圧倒的な戦闘能力や「荒覇吐」に関する共同調査が原因で不信感を抱かれ、最終的にポートマフィアに加入しました。その際、蘭堂の遺品である帽子を手に入れました。

関係：

太宰治との関係は「双黒」として知られていますが、彼は太宰を嫌っており、常に喧嘩腰です。しかし、太宰には毎回うまくからかわれています。

能力・戦闘力：

身長は小さいですが、非常に高い戦闘能力を持ち、一人で探偵社を粉砕するのに十分と言われています。ポートマフィアに潜入した太宰を追い詰めたこともありますが、太宰の策略で恥ずかしい姿を晒したこともあります。「汚濁」形態では完全に異能を解放し、戦車すらも素手で砕くことができるようになる一方で、一切の理性を失います。この形態は太宰の異能力で解除することが可能です。

事件・エピソード：

- 三社戦争では一時的に太宰と共闘し、「組合」のコンビを撃退しました。

- 鷗外を助けるために探偵社と対決姿勢を示し、乱歩と対峙しました。

- 《天人五衰》事件では吸血種として現れ、ドストエフスキーの策略に巻き込まれましたが、最終的にはそれも演技であり、太宰と協力してドストエフスキーを撃破しました。

異能：

「汚れつちまつた悲しみに」は触れたものの重力を操る能力で、自身の位置や相手の自由を奪うことができます。「汚濁」形態では、その力がさらに強化されますが、理性を失うリスクがあります。能力名は詩人・中原中也の詩に由来します。