コローネ・ドーラ

リクの義理の姉であり、集落の住人の1人であるコローネ。彼女はリクからコロンと呼ばれています。彼女は自分が滅びた国の王族の一人だと主張しています。

観察力と洞察力が非常に高く、遠征時には壊れた道具を地精種の「遠距離望遠鏡」と即座に見抜き、犠牲を厭わず持ち帰ることを提案しました。さらに精霊を使わず手動で動くように試行錯誤して改造するなど、高い技術力を持っています。また、『星杯』の仕組みを一度聞いただけで理解するという知恵も備えています。

リクに対する信頼は非常に深く、シュヴィが人間でないことに気づいてもそれを指摘しませんでした。リクとシュヴィの結婚式では仲人として立ち会い、書類が残せないため祖父から継いだ宝石の裏に3人の名前を刻みました。

リクが大戦終結に向けて動き出すと、彼に代わって集落の指導者となり、戦後にはエルキアを建国して人類種を導く女王となりました。後にエルキアでは「一生泣いた姿を見た者はなく、知性と笑顔に溢れた才女」として語り継がれ、ドーラ家の誇りであるとステフが述べています。彼女はステフ及び先王の遠い祖先でもあります。