四宮 雁庵（しのみや がんあん）

かぐやの父についてご紹介します。彼は四大財閥の一つである四宮グループのトップであり、京都の本邸に住んでいます。しかし、かぐやとの関係は冷え切っており、彼女の側近である早坂からも嫌われる存在です。特に心の中では「くそじじい」と呼ばれるほどです。

四宮グループは彼のカリスマ性に依存していましたが、第241話では余命が数週間とされ、入院しています。さらに、彼は息子たちの区別もつかない状態で登場します。その混乱に乗じて、四条グループが攻勢をかけ、四宮グループは崩壊の危機に直面します。

かぐやを見間違えて亡き妻名夜竹と錯覚してしまう一方で、彼はかぐやが本当に自分の娘なのか疑っていました。しかし真実を確かめることが怖くてできず、どのように接していいのかもわからない状態でした。それでも「たとえ血の繋がりがなくとも、自分の遺したものを継いでくれれば、それで自分の子だと思える」と心情を吐露し、いずれ会社をかぐやに任せるつもりでいる様子も見られます。