古賀 朋絵（こが ともえ）

誕生日は5月23日、身長152cmのヒロインで、初登場は第1巻です。第2巻ではメインとして登場し、彼女は独特なショートヘアスタイルをしており、前髪の左側を「T」の形の髪留めで留めています。

彼女は福岡県出身で、中学卒業後に父親の仕事の関係で引っ越してきました。高校は峰ヶ原高校の1年4組に属しており、主人公・咲太の一つ下の学年です。咲太の友達の少ない中の一人で、常に標準語を使う努力をしていますが、緊急時には無意識に地元の博多弁が出てしまいます。この方言を時々、咲太に真似されることも。

彼女は正義感が強く、ややドジな面もあります。咲太と初めて会った時、彼を怪しい人物と誤解し、反射的に蹴ってしまいますが、後で誤解だとわかり謝罪します。それからは咲太や別の友人・佑真と同じファミレスでアルバイトを始め、咲太とは冗談を交わす仲になります。また、自身の体型に敏感で、見た目の印象やダイエットについて頻繁に話しています。

彼女と咲太は第2巻で、「ラプラスの小悪魔」という思春期症候群に巻き込まれ、未来をシミュレートする特異な能力が関与していることから、その年齢での複雑な現象を体験します。この出来事を経て、彼女は咲太とより友人として親しくなります。

高校3年生になった彼女は、髪を肩にかかる長さに伸ばし、ファミレスの新入りアルバイト・花楓とも仲良くなります。そして、咲太から感謝される機会も増えました。彼女は指定校推薦を利用して大学の願書を出し、第11巻ではその大学への合格が決定します。