石田 将也(いしだ しょうや)

石田 将也(いしだ しょうや)

Shouya Ishida, 石田將也
性別:
登場アニメ: 聲の形

キャラクター紹介

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本作の主人公である石田将也は、A型の血液型を持つ青年です。彼の小学生時代は、幼稚で粗暴な性格で、コミュニケーションが苦手なガキ大将タイプの少年でした。耳の聞こえない西宮硝子に対して、好奇心からいじめを行ってしまいます。退屈を極度に嫌う性格から、河川に飛び込んだり、自分より体格の大きな者に喧嘩を売ったりするなど、度胸試しを好む悪癖がありました。硝子へのいじめもその延長に過ぎませんでしたが、度を越した行動が原因で学級裁判にかけられ、クラスメイトから断罪されることになります。
学級裁判の後、将也はスクールカーストの下位に転落し、それまで仲が良かったクラスメイトからいじめを受けるようになります。しかし、いじめていた硝子が最後まで自分を見捨てずに友達になろうとしてくれたことに気付きます。時すでに遅く、硝子は転校してしまいました。中学生時代も孤立し、人間不信に陥った将也は、高校に進学しても心を閉ざし、母親が立て替えた補聴器の弁償代を返済した後は自殺を考えるようになります。しかし、硝子と友達になったことで思い直します。
将也は硝子への謝罪と感謝の気持ちを伝えるため、独学で手話を学びながら硝子を探し続けます。そして5年後、高校3年生になった硝子と再会します。再会後、将也は硝子の幸せな小学生時代を取り戻すことに使命感を抱き、献身的に彼女に尽くそうとします。しかし、それは同時に自分の過去の罪や自己否定、トラウマと向き合う辛い行動でもありました。
硝子植野から好意を寄せられていることに気付かず、自分の中に生まれた硝子への好意にも当初は向き合えていませんでした。永束が企画した映画の撮影中、川井が将也の過去をクラスに暴露したことで、周囲との関係が悪化します。その件を苦に硝子が自殺を図った際、将也は彼女を救出しますが、自らは力尽きて転落し、一時は意識不明の昏睡状態となります。回復後、硝子と想いを伝え合い、過去を乗り越えて歩み寄ることができました。
物語の中で、将也は母親、姉、姪のマリアと4人で暮らしており、最終話では義兄のペドロも同居しています。自宅は母が経営する理髪店「HAIR MAKE ISHIDA」で、将来は理容師になって母の跡を継ぐことを考えています。作者は「彼は私自身の分身として描いています。私が感じたり考えたりしていないことや、できないことは、石田にもさせられないんです。」と語っています。

(最近編集した: K K  )

(最後の編集時間: 2024年8月25日2:53)

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