オラサーダルク＝ヘイリリアル

霜の竜の王（フロスト・ドラゴン・ロード）は、ドワーフの国の旧王都「フェオ・ベルカナ」の城を本拠地としています。彼はアゼルリシア山脈に君臨し、第三位階の魔力系魔法を3種類操るその力は極めて強大です。

彼は後に妃となるムンウィニアと領土を巡って何度も争いました。その激しい戦いの末、ドワーフの西の都市「フェオ・テイワズ」はついに破壊され、廃墟となりました。霜の竜の王は、転移後の世界においてもドラゴンとして最高の成長を遂げています。

他のドラゴンと異なり、彼は成人した子供たちも自らの本拠地で暮らさせ、一族を結束させることで外敵に対処する方針を持っています。王としての評価は12人中9位（自己重視）です。

ある時、ペ・リユロからの請願を受けて、侵入者退治のためにヘジンマールを派遣しましたが、彼は降伏しました。彼の傲慢さ故に、最後はアインズの逆鱗に触れ、第九位階魔法で瞬時に命を奪われました。その死体は実験のためにナザリック第五階層（氷河）に送られ、保存されました。