ブラム・ストーカー

ブラム・ストーカー

Bram Stoker, 伯兰·史杜克
性別:
声優: 津田健次郎

キャラクター紹介

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《天人五衰》の一人で、元は人間だったが異能により《吸血種(ドラキュリア)》へと変異した存在。長髪で尖った耳、両頬に傷跡が特徴的。かつて北欧の伯爵であり、“不死公主”と呼ばれ、“人類を滅ぼす十の災厄”の一つに数えられていた。陽光に弱く、日焼け止めが欠かせない体質だが、肩から下を失っても死なない不死性と、血を吸った相手を眷属とする力を持つ。「この世の災い」「不死なる王」とも呼ばれるが、領主としての誇りは高く、かつて「神敵」として磔にされながらも領民の安堵を願った。8年前に福地に敗れ首を斬られるまで、自分が“災厄”と呼ばれていることすら知らなかったという。
現在は首だけが残され、福地に管理されている。普段は故郷の土を詰めた棺の中で眠っている。福地には聖剣で脳髄を焼き尽くすと脅され、協力を強要されているため、彼を宿敵と見なしている。聖剣には肉体と異能を結合させる能力があり、脳髄に根を張って抜くことは不可能で、眷属を操る能力も福地に奪われている。8年前の敗北以来、二度と眷属を増やさないと誓っていたが、福地の脅しに屈して芥川を眷属に変えた。福地を追ってきた立原に噛みついた後、《大指令》が輸送される空港に密かに運び込まれ、空港の制圧を進める。福地に追われて棺桶の中に逃げ込んできた文に事件の真相を語り、彼女に連れ出される。福地に逆らえないため、状況が悪化しても淡々としており、事態を打開しようと協力を求める文を初めは拒むが、携帯音楽プレーヤーを差し出されたことで態度が変わり、彼女を捕まえようとした吸血種を言葉だけで引き下がらせた。賢治と出会った際は領地の開墾を提案している。文と洗濯業者のトラックに隠れて脱出しようとするが、吸血種化した芥川に見つかり、探偵社をおびき寄せるために管制塔の屋根に放置された。
事態が悪化しても冷静な態度を保っていたが、文が決死の覚悟で聖剣を抜いたことで、吸血種を操る権能を完全に取り戻し、文に忠誠を誓った。乱歩の交渉に応じ、ムルソーでドストエフスキーが乗ったヘリを操り、彼をヘリの爆発に巻き込んだが、直後にドストエフスキーの異能を受け、文や福沢の目の前でドストエフスキーに成り代わられた。
長年棺の中で眠っていたため、現代の情報に疎く、文の脅し文句を勘違いするなど天然な面もある。
吸血種
噛んだ人間を《吸血種》にし、己の配下として操ることができる異能。噛まれた人間は他人に感染を広げる。
能力名はキャラクターと同名の文豪、ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』から。

(最近編集した: K K  A A  )

(最後の編集時間: 2024年8月16日19:22)

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