中村 莉桜（なかむら りお）

出席番号17番の彼女は、金髪のロングヘアを持つ女子生徒です。彼女は勝気でさばさばした性格で、時には男子が驚くような下ネタを口にすることもあります。しかし、これらの行動はクラスメイトと打ち解けたいという思いから来ており、実際には他者との調和を大切にする真面目な性格です。普段は明るく振る舞っていますが、時折深い考えを見せることもあります。

英語の成績が非常に優秀で、一学期の中間テストでは学年11位、期末テストでは1位を獲得しました。彼女は渚に対して特別な感情を抱いており、時にはセクハラめいた言動をしつつも、友人として彼を気にかけています。渚の家庭事情を知った際には、素直に謝罪しました。実は以前から渚に恋愛感情を持っていましたが、茅野の渚への想いを知り、バレンタインを機に身を引くことにしました。

彼女は小学校1年生の時点で6年生のテストを全て満点でクリアするほどの才女で、「天才小学生」と呼ばれていました。しかし、その才能ゆえに孤立してしまい、周囲と同じになろうとした結果、素行が悪化し成績も下がり、E組に落とされました。その後、学力向上と周囲との調和のジレンマを抱えていましたが、殺せんせーのおかげで両立が可能になり、将来は外交官を目指しています。

殺せんせーの過去とE組に来た理由を知った後も、彼の望みを叶えるために暗殺の任務を続けるべきだと考え、渚たちの暗殺計画を中断することには反対の立場を取りました。

7年後、彼女はイギリスに留学し、帰国後はフリーの通訳として活動しながら外務省の中途採用を目指しています。実写映画版では、帰国子女という設定が追加されています。