デール

闘級：1220（人間時）→闘級：2490（魔人化）

デールは、ヘンドリクセンの「聖騎士魔人化計画」に自ら志願した聖騎士であり、ギーラとジールの父親です。彼は聖騎士と赤き魔神の力を融合させた結果、強力な怪物となりましたが、その力に自我を失い暴走してしまいました。実験が失敗した後、デールは王都から逃げ出し、オーダンで暴走中に森の熊を虐殺しているところをゴウセルと出会います。ゴウセルによって鎧を着せられたため、彼は「鎧巨人（アーマージャイアント）」と呼ばれるようになりました。その後、山から凶暴な獣が消えたため、オーダンの村人たちは彼を山神様と呼んでいました。マーリン特製の鎧で魔力を抑制されても、騎士団を壊滅させるのは容易でした。最終的に、メリオダスの剣で行動不能となり、バンに核を潰され、感謝の言葉を呟きながら涙を流して命を落としました。ギーラたちには、任務中の不祥事による事件で行方不明になったと伝えられていました。

デールは魔神族の血を取り込んでいるため、邪悪な魔力や複数の心臓を持つなど、魔神族と多くの共通点を持っています。魔神化して怪物となった状態では、右上の顔で噛みつき、右下の顔で毒を吐き、左上の顔から呪いの声を発し、左下の顔からは氷結攻撃を行うなど、多彩な攻撃を繰り出します。

魔力「沈黙（ミュート）」の詳細は不明ですが、以下の技を持っています。

「氷結停止（フローズンブレス）」：左下の顔から冷気を吐き出します。

「絶望の毒（デスペアー・ヴェノム）」：右下の顔から触れた物を溶かす毒を吐きます。

「毒唾（ヴェノムスピッド）」：右下の顔から毒の玉を吐き出します。