ティーゼ・シュトリーネン

ノーランガルス帝立修剣学院の女性初等錬士であるティーゼ・シュトリーネンは、ユージオの傍付き見習いとして活躍しています。彼女の誕生日は7月2日で、16歳です。ティーゼは六等爵家の出身で、他の上級修剣士に指名されなかったため、ユージオの傍付きとなりました。彼女はユージオに好意を寄せており、「もし整合騎士になれなかった場合は、四帝国統一大会で爵位を得て自分の夫になって欲しい」と願っています。

ティーゼは同室の練士であるフレニーカがウンベールから辱めを受けていることを知り、ロニエと共に抗議に行きましたが、その結果、ライオスとウンベールに犯されそうになります。その際、ユージオとキリトが禁忌目録を破って自分たちを守ったため、彼らが罪人となってしまったことを悔やみ、ユージオに将来必ず整合騎士になって彼を助け出すことを誓います。

異界戦争では、キリトとユージオに再会するため、ロニエと共に人界守備軍補給部隊に志願しました。そこでアリスと再会しますが、ユージオの死を聞かされ、呆然自失状態になります。しかし、キリトが持っていた「青薔薇の剣」からユージオの想念を感じ取り、再起します。その後、ロニエと共にヴァサゴとの闘いでキリトが目覚めるのを見届けます。

戦争終結後、ティーゼはロニエと共に見習いを経て整合騎士「ティーゼ・シュトリーネン・サーティツー」としてユージオの番号を引き継ぎます（このことを知るのはキリトのみ）。見習い期間中には幼体の飛竜「霜咲（シモサキ）」を与えられ、正式な叙任の際にはユージオの形見である「青薔薇の剣」をキリトから預けられます。一方、異界戦争の際に想いを寄せてきたレンリから求婚され、ユージオの死を受け止めきれずに悩んでいました。

その後、ティーゼはレンリと結婚し、子供を授かります。彼女はセルカやロニエと共に石化凍結・天命凍結の術式を受け、200年間をカセドラルで過ごします。そして、UWに帰還したキリトたちの手で術式が解かれ、目覚めます。